
Webライターが安定して収入を得るには、好条件の案件を獲得していかなければなりません。
とはいえ、何件も応募してもなかなか受注まで繋がらないこともあります。
受注できないと次第に自信をなくしてしまうんですよね…

もしかしたら、獲得に繋がらない原因は応募文が関係しているかもしれません。
この応募文は一般企業でいう、あいさつや履歴書のようなもので、アピールとしても有効活用できる貴重な項目です。
何となく書いて応募するのか、意識して書くだけで、応募の結果は大きく変わります。

応募している他のライバルと差を出すには、応募文も意識しましょう!
今回は、案件を受注するためのヒントとして、応募文の書き方について解説していきます。
最後には応募文のテンプレートを無料公開しています!ぜひ活用してくださいね✨


結論:応募文はクライアントに合わせて作成する

結論、応募文を書くにあたって特別テクニックや裏技はありません。
丁寧かつ分かりやすく書くことを意識するだけでも、テストでいう60~70点くらいの文章になります。
受かるために重要なのは、クライアントが定めた『ルールを守ること』とクライアントが求める人材だと『アピールすること』です。
70点以上の点数、つまりクライアントから案件を獲得できるラインに持っていくには、ひと工夫が必要になってきます。

応募文で意識するべきことは、クライアントさん目線になったつもりで書くということです!
より良い応募文を書く前提として、応募文の書き方1つだけではないということを知っておきましょう。
書き方は主に、内容を指定されるタイプと自由に書けるタイプの2つに分かれます。
応募文の書き方
・クライアントの募集要項の質問通りに書く"指定形式"
・クライアントから書き方の指定がない"自由形式"
どちらが採用されているかは、クライアント次第。めぼしい案件を見つけたらまずは募集要項の中身を必ず熟読しましょう。
指定形式の応募文ってどんなものが当てはまりますか?

実際に掲載されていた事例を参考に、指定形式の応募文を紹介します。
案件の募集要項の例
【あなたの自己紹介と実績を教えてください】
1.年齢と性別
2.経歴
3.1日の作業可能な時間
4.自己PR
応募文の内容はクライアントによってまったく異なります。
応募文を"指定形式"か"自由形式"のどちらで書くのかを必ず確認すること。その後に、文章を書くようにしましょう。

ルールを守らない、テキストを理解できないと判断されると落される可能性が上がってしまいます…
クライアントの要望を読み取った上で応募文を書けるようになることが、案件を獲得するまでの距離をグッと縮めます。
たかが応募文だと甘く見ずに、応募文で周りと差をつけるつもりで精一杯書くようにしましょう。
応募文を書くときに押さえておくべきポイントをしぼって解説していきます。
すべての応募文で押さえるべきの7つのポイント

ここからはクライアントの質問通りに書く"指定形式"と指定のない"自由形式"のどちらも当てはまる応募文の書き方について触れていきます。
押さえるべきポイントは大まかに分けて7つ。どれも重要なポイントなのでぜひ意識して書いてみましょう。
応募文の7つのポイント
・クライアントの名前を複数回入れる
・初心者や未経験者ということをアピールしない
・なるべく応募文には本名を記入する
・コピペをしないこと
・箇条書きで簡潔に書き自己PR欄で補足する
・誤字脱字をしないこと
・案件に合った資格や経験を書く

クライアントさんは、実は文章力やセンスよりも"正確さ"と"誠実さ"を重視しているケースが多いんです。
ポイント①|クライアントの名前を複数回入れる
応募文を書く際は、必ずクライアント名(アカウント名)を文章に組み込みましょう。
文章の例
・〇〇様が募集要項に記載されていた~~
・〇〇様に貢献させていただければ~~
さりげなく、応募文の中に名前を複数回入れることで、クライアント専用の応募文だと印象付けることができます。
ただし、すべての文章に入れると長ったらしく、不自然になってしまうのでほどほどに。
アピールしたい、ここぞという文章と組み合わせると印象づけられ効果的です。
名前で呼ばれると嬉しいですよね!さりげなく取り入れたいですね✨

ポイント②|初心者や未経験者ということをアピールしない
初心者アピールしてましたがダメなんですか?

『初心者』や『未経験』ということ文章に入れている方は、自らチャンスを潰してしまっています。
ライター側は『初心者だから配慮してくださいね』といったメッセージになると思うかもしれませんが、クライアントからしたら逆効果。
自身のない文章や単語は相手に伝わり、マイナスイメージになってしまいます。
Webライターはクライアントの代わりに文章を書いて報酬を得る執筆のプロということを自覚しましょう。

ライティングスキルが未知数の初心者を避けてしまうのは当然の心理です。
とはいえ、”初心者歓迎”や”初心者に1からライティングを教えます”といった募集要項の案件には要注意。
楽そうだといって安易に手を出すのは避けましょう。いわゆる地雷案件の可能性があります。

地雷案件とは悪質なクライアントが募集する案件のことです。
甘い言葉でWebライターを取り込み、有料サービス登録への誘導、高額セミナーに勧誘する案件を指します。
トラブルに巻き込まれないためにも、依頼する側のクライアントがなぜお金を支払ってまでライティングを教えるのか?ということに疑問を持つクセをつけましょう。
ポイント③|なるべく応募文には本名を記入する
インターネット上での仕事では基本的にお互いの顔も素性も分かりません。
クライアント側からするとペンネームよりも、本名の方が心理的に安心しやすいです。
プロフィールに本名や写真を添付することに抵抗があるのならば、せめて応募文には本名を記載してみましょう。
本名記載の一例
はじめましてWebライターとして活動しております田中筆子と申します。
どちらにしても案件を受注すれば、基本的には契約書を交わすことになります。
契約書ではどちらにしても本名を記入するので、できれば書いておくことをおすすめします。
ペンネームについてはこちらの記事で詳しく解説!
ポイント④|無断でコピペをしないこと

コピペは応募文だけでなく、記事を書く際には絶対にしてはいけません!
書籍やインターネット上に掲載されている文章は制作者の財産です。
無断で他人のサイトや応募文をコピペ(コピー&ペースト)するのは当然NGです。
他人の文章を読んで学んだり参考にするのは問題ありませんが、そのまま写して転載することは禁じられています。
そもそも他人のサイトから応募文をコピペして使うと、文章のかみ合わない部分が目立つので読めばバレると思っておきましょう。
大事なのは誠実さと熱意です。他人の言葉ではなく自分の言葉で伝えましょう!

ポイント⑤|箇条書きで簡潔に書き自己PR欄で補足する
質問への回答は、分かりやすく簡潔に記載するのがベター。長い文章は丁寧に見えて読み手の負担を増やしてしまう原因になります。
多忙なクライアントに印象付けたいときは、箇条書きの活用がおすすめ。
箇条書きは、目に留まりやすく情報が伝わりやすいという長所があります。
ただし箇条書きでは伝えきれないこともあるので、『自己PR』や『その他』の欄で詳細、補足をしましょう。

応募文はWebライターとしての文章力をアピールするチャンスです!分かりやすい文章を心がけましょう。
効果的な箇条書きの使い方についてはこちらの記事で解説!
ポイント⑥|誤字脱字をしないこと
Webライターはクライアントの代わりに文章を作成して収入を得るプロフェッショナルです。
そのプロが簡単に誤字脱字をしてはいけないはず。
もし応募文に誤字脱字があれば、クライアントから信用されるはずもなく案件獲得から遠のいてしまうでしょう。
応募文を作成したらすぐに提出するのではなく、必ず誤字脱字はないかチェックしてください。
提出期間に余裕があるのなら翌日確認するのがおすすめ。より客観的に見直せますよ。

誤字脱字は意識を変えるだけですぐに直せます。プロ意識を持ちケアレスミスをなくしましょう。
誤字脱字の対策について詳しく知りたい方はこちらの記事で解説!
ポイント⑦|案件に合った資格・経験をアピールする
あなたが持っている資格や免許・今までの経験はクライアントにアピールできるチャンス。案件に関連する資格や免許を持っているなら必ず書きましょう。
ただし、ライティングや募集案件に直接関連しそうにない資格や免許を記載すると逆効果になることがあります。

例えば『普通自動車運転免許』といった免許です。
自動車運転免許は多くの方が所有していて、ライティングにも関連性がないので評価に繋がりにくいですね。
関連性のない資格・免許を記載してしまうと『ライターとして考える力がない』としてマイナスに働くことも。
優位になりそうな資格がなければ、無理やり欄を埋めないという選択肢もあります。
もしも資格・免許を持っていない場合は、ライティング経験をなるべく具体的に記載しましょう。実践で培った経験は資格と同等以上のアピールポイントになります。
各ジャンルに応募するときの一例をご紹介します。
例1.美容系ジャンルに応募する場合
・美容師免許あり
・美容系の記事を5記事執筆した経験があります。(コスメ3000文字×2本 ヘアスタイル5000文字×3本)
資格と記事執筆の経験があるのなら両方記載しましょう!

例2.育児系ジャンルに応募する場合
・保育士資格あり
・約3年間5歳児担任経験あり 育児系の専門知識、実践経験をライティングの一次情報として貢献できると思います。
ライティングの経験がなければ、資格と関連ジャンルの実践経験をアピールする方法もあります!

例3.生活系ジャンルに応募する場合
・毎週末は100円、300円均一めぐりに行き新商品を購入し実際に試しています。
購入ジャンル(キッチングッズ・コスメ・トイレ用品・レジャー・ホビー)
・毎日SNSでプチブラ系の新商品のチェックしており、実際に私自身もSNSでの情報発信の経験があります。
SNSアカウント名:〇〇
資格とライティング経験がどちらもない場合は、実践経験を前面に出しアピールしましょう!

"指定形式"の応募文の書き方のポイント

形式が決まっている応募文を書くコツを知りたいです!


書くときのコツは、質問に簡潔に答えることと補足でアピールすることです✨
以下のように、募集要項に質問事項が書いてある案件もあります。
募集要項の一例
かんたんな自己紹介と実績を教えてください。
1.年齢
2.性別
3.これまでのお仕事経験
4.過去の作品の参考(公開できれば)
5.1日の作業時間
6.自己PR
こういった応募文の形式が決まっている場合、特に2つのポイントをクライアントは見ています。
それは『今後出す指示に対して正確に対応できそうか』『文章を読み取る力があるか』ということ。
お互い離れた環境で仕事を託す以上、クライアントは人材選びに慎重になります。
文章力や実績だけでなく人間性も見られているので、応募文も意識して書けるようになりましょう。

形式が決まっている応募文を書くコツをご紹介します!
指定形式の応募文の3つのコツ
・クライアントの質問にはすべて答える
・質問の回答は応募文の冒頭に記入する
・自己PRの欄があれば詳細や補足を書く
"指定形式"の応募文は書くときの3つのコツをお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
①クライアントの質問にはすべて答える
案件の募集要項に記載している質問は、クライアントが重要視している部分です。
クライアントは、Webライターが募集要項の内容を読み込んでいるか応募文から判断しています。
回答しづらい項目があるからとはいえ、質問に答えずスルーしたり、回りくどく遠回しに書くのはNG。
対話が成立しなさそう自己中心的なWebライターと思われるかもしれないため、質問に答えないだけで敬遠されてしまうこともあります。
質問内容はしっかり読み込むことを意識しましょうね!

②質問の回答は応募文の冒頭に記入する
Webライターへの質問を募集要項に記載している内容は、最も知りたい情報です。
クライアントは多忙で時間も限られています。
応募文を最後まで読まないこともあるため、質問の回答は応募文の挨拶の後に組み込むのがおすすめです。
③自己PRの欄があれば詳細や補足を書く
多忙なクライアントに最後まで読んでもらうために、案件の応募文は簡潔に分かりやすく書くことを心がけましょう。
要点は箇条書きで端的に。詳細は自己PR欄に文章で補足することをおすすめします。
自己PR欄が質問事項になければ、自ら応募文に【自己PR】【その他】【補足】といった欄を足して、自ら率先して伝えるようにしましょう。
"自由形式"の応募文の書き方のポイント

クライアントの募集要項にWebライターへの質問のない"自由形式"の場合はWebライターが自らが応募文の構成を考える必要があります。
自由形式だからこそ応募文のアピール次第で案件獲得の確率を上げることができます。
とはいえ自由だからこそ何を書けばいいのかが悩みどころ。書くことに迷ったなら以下の応募文の項目の例を参考にしてください。
自由形式の応募文で書くべき9つの項目
・経歴
・資格・免許
・ライティングに関連する自己アピール
・対応可能な作業
・実績
・ポートフォリオURLを記載 ※可能であれば
・稼働時間
・使用できる連絡ツール
・自己PR

各項目をそれぞれ詳しく解説していきます。熟読して覚えてくださいね♪
①まずは経歴を書く
まずは学歴と職歴を書きましょう。端的な箇条書きにしたほうが読まれやすくなります。
あなたが過去にどのような経験をしたのかを数字を絡めて具体的に書くと、より読み手に伝わるので心がけましょう。
学歴は応募ジャンルに関連する専門学校に通っていたのであれば書くことを忘れずに。特になければ最終学歴のみ書けば問題ないです。
過去の経歴だけでなく現在のWebライターとしてどれぐらい活動しているのかも記載しておきましょう。
経歴の記入例
・あるWebライター専門学校 初心者学科を卒業
・約3年間歯科医院の会計事務として勤務
・2021年1月より副業Webライターとして活動開始
・2023年6月よりフリーランスWebライターとして活動開始
ライティング歴は約〇年○か月 (副業○年○か月・本業○年○か月)

経歴の欄は箇条書きで、詳細は自己PRの欄で深掘りすると分かりやすい応募文になりますよ!
②資格・免許をアピールする
応募する案件に関係しそうな資格や免許があれば忘れずに書きましょう。専門スキルをアピールするチャンスです。
ただし直接案件の内容やライティングそのものに関連しなさそうな資格・免許は無理をして記載する必要はありません。

例えば自動車運転免許といった大半の人が取得している免許が当てはまります。
クライアントによっては関係性のない資格を書くことで、逆にマイナスの評価になってしまうこともあります。
資格・免許を持っていなければ無理をして書かなくても大丈夫です。
③ライティングに関連するアピールを書く
Webライターとしての自己主張の項目になります。得意ジャンルの資格を持っていない方は現在力を入れていることを箇条書き+具体的な文章で伝えましょう。
アピール例
【得意ジャンル】
・金融系(FX・暗号資産・つみたてNISA・iDeCo・外貨預金・定額保険)
資産形成のため上記の項目をすべて経験しています。
・育児 子育て系
現在小3・年長の2児の子育てをしています。子育ての実体験、子育てグッズの使用経験がお役に立つと思います。
【その他】
・節約レシピを考案してSNSに毎週アップしています。(アカウント名:〇〇)
・現在調理師免許取得に向けて独学で勉強中です。

もし選考で漏れてしまっても別の案件でスカウトが来る場合があります。
④実績を記載する
実績はWebライターとしての現在の実力をクライアントに正確に伝えるためのとても大事な項目です。
実績の欄には今までに執筆したジャンル・文字数・本数の3つを記載すると分かりやすく伝えることができます。
実績の記入例
【今までに執筆した記事】
・美容(スキンケア、コスメ、脱毛)に関する記事…8000〜10000文字×11本
・子育てに関する記事…2000文字×5本、8000文字×9本
・ライフハック、生活関係…1000文字×6本、2500文字×5本
・ビジネス関連…3000文字×2本、5000文字×2本
絶対にしてはいけないことは、案件が欲しいからといって実績を詐称することです。
嘘をついて案件を獲得できたとしても、実力が追い付かないのでクライアントにはすぐにわかってしまいます。以降は案件はもらえなくなるでしょう。
最初はアピールできることは少なくても、案件をこなしていけば実績は積み上がります。あせらず正直に応募しましょう。
⑤ポートフォリオのURLを記載する
Webライター用語でポートフォリオとは『Webライターとしてのスキルや実績、作成した記事をまとめた作品集』を指します。
自分の作成したWebサイトやSNS、ブログに専用ページを作るイメージです。
ポートフォリオのURLを記載して実際に作成した過去の記事をクライアントに見せることで、Webライターとしての信ぴょう性が増します。
しかしポートフォリオは作成するには労力がかかります。もし作成できていなければ現時点では応募文に記載しなくて問題ないです。

高単価の案件を狙うのであれば、ゆくゆくはポートフォリオを作成し応募文にURLを記載することをおすすめします。
⑥対応可能な作業をアピールする
Webライターの求められる仕事は文字を書くライティング作業だけではありません。
例えば記事の見出しの作成、記事に添付する画像編集など文章作成以外のことを求められます。
その他にもWordpress(簡単にウェブサイト、ブログサイトを成できるソフト)のように指定されたフォーマットで記事の入稿を求められることもあります。
クライアントに求められる作業例
・見出し構成案の作成
・Wordpressでの入稿
・簡単な画像編集
できる業務の幅が広いWebライターはクライアントに重宝されます。
案件の募集要項に作業例の項目がない場合は、Webライター自らが率先して記載してアピールすることで案件を獲得しやすくなります。
仕事のスキルをいっぱい身につけて、応募文に追加してアピールしましょう。
応募文の書き方例
【募集要項の例文】
見出し構成、記事執筆のできる方を探しています。

クライアント側は見出し構成と記事執筆のできるライターを求めていることが分かりますね!
【応募文の記入例】
①見出し構成と記事執筆の両方経験ありの場合
・見出し構成と記事執筆どちらも対応経験があります。
・Canvaを使った簡単な画像編集することも可能です。

クライアントの求めている作業+自分が可能な作業を添えてアピールした例です。
②記事執筆のみ経験している場合
・記事執筆(コスメ系5000文字×3本)の経験あり
・見出し構成の経験はありませんが執筆速度には自信があります。

できる作業が記事執筆のみ場合は執筆経験を前面に押し出しましょう!
意外と思うかもしれませんが募集要項を全然読まずに応募するWebライターもいます。
募集要項の中身を熟読することでクライアントの重要な質問を拾うことができます。
クライアントの要望に対して必ず応募文の中で返答するようにしましょう。
⑦稼働時間を記載する
稼働時間とは一般企業でいう勤務時間のことです。
できるかぎり具体的かつ現実的な時間を書くようにしましょう。
稼働時間の記入例①
平日:9:00~16:00/20:30~22:00
土日祝:仕事量によって異なります
稼働時間の記入例②
平日…午前10:00~14:00 午後20:00~21:00
土…午前10時~14:00
日祝…休
時間外にご連絡いただいた場合は翌日対応とさせていただきます。
日常生活で突然イレギュラーが起こることもあります。
もし稼働時間にもかかわらず緊急の連絡が対応できない場合、クライアントに迷惑がかかりあっという間に信用をなくしてしまいます。
稼働時間は後からでも増やすことができるので最初の内はギリギリのスケジュールを組むのではなく、時間に余裕のある稼働時間を記載することをおすすめします。

稼働時間の短さがマイナスになることはありません。あせらず今の自分にできることを正直に記載しましょう!
⑧使用できる連絡ツールを書きアピールする

クライアントとやり取りするためのオンライン連絡ツールは必ず書くようにしましょう。
連絡ツールの例
・Gmail (Googleアカウントを利用したフリーメール)
・Chatwork (Chatwork社の提供するチャットツール)
・Slack (Slack Technology社の提供するチャットツール)
・Googlemeet (Googleアカウントを利用したWeb会議ツール)
・Zoom (Zoom Video Communications社の提供するWeb会議ツール)
複数の連絡ツールを使えるとクライアントに重宝されます。ツールの機能をすべて使いこなせなくても問題ありません。
連絡ツールの基本操作さえできれば出し惜しみせず記載してアピールしましょう。
書き方の一例
【連絡可能ツール】
・Gmail
・Chatwork
・Slack
Zoomでのオンライン連絡も可能です。
ご連絡いただいた際は、当日中に返信いたします。
クライアントは常に忙しく、Webライターに連絡ツールの使い方を教える手間を少しでも省きたいと思っています。
クライアントの使用している連絡ツールを使えるWebライターが優遇される傾向があるのでしっかりアピールしましょう。

ツールの使い方は調べながら徐々に覚えられます。連絡ツールを使ったことのない方は無料なので、まずは一度ダウンロードしてツールに触れてみましょう。
⑨自己PRの項目で補足
自己PRで応募文の最後を締めくくりましょう。
書き方のコツは、クライアントに自分がどのように貢献できるのか、他の項目で伝えきれなかった詳細を補足するように書くことです。
例:新作コスメ記事の応募文
【自己PR】
現在は主に美容関係の記事を執筆させていただいており、スキンケアやコスメの記事に関しては「見出し構成〜ワードプレス入稿」まで対応させていただいております。
今回の募集されているコスメの商品紹介「スキンケアのレビュー記事」や「エステサロンの紹介」等の記事の執筆経験もあるので、きっとお力になれると思います。
また円滑にお仕事を進められるよう以下を心がけております。
・連絡ツールとしてChatworkをお使いとのことですが、すぐに対応できるようにアカウントを持っております。
・ご連絡いただいた際は、迅速な返信を心掛け、遅くとも当日中に返信いたします。
・分からない点があれば、すぐに質問、相談させていただきます。
・納品に余裕を持つよう心掛けておりますが、万が一遅れそうになる場合は、早めにご連絡いたします。

文章と箇条書きを組み合わせて書くとバランスが良くなるのでおすすめです!
時短のために応募文の定型文を事前に作成しておく
執筆作業をしながら案件の応募するのは時間も労力もかかります。
しかし事前に応募用の定型文を作成しておけば各クライアントに合わせて内容を少し修正するだけでクオリティの高い応募文を量産することができます。
仕事のパフォーマンスを上げるためにも一度作成した応募文を保存しておくことをおすすめします。

自分の負担を減らしつつ案件の獲得を両立するテクニックなのでぜひこの機会に覚えましょう。
応募文のテンプレートを無料公開
自由形式の応募文の書き方を解説してきましたが、実際はどのように書けばいいのか不安な方に向けてテンプレートを無料公開しています。
初心者ライターも今すぐに使える内容になっているので、コピーして自分なりにアレンジして応募文で使ってみてください。
応募文のテンプレートを無料公開中!
応募文のテンプレート
〇〇様
突然のご連絡失礼いたします。
Webライターとして活動しております〇〇(できれば本名を記入)と申します。
今回募集されている〇〇のお仕事にお力添えをさせていただければと思いご連絡ご連絡をいたしました。
〇〇として〇〇年勤務していた経験があり、今までに〇〇に関する記事を〇〇本ほど執筆した経験がございます。
お忙しいところ恐れ入りますが、下記に私の経歴の詳細を記載しておりますので、ご確認いただけますと幸いです。
【経歴】
・〇〇学校を卒業
・約〇〇年間〇〇として勤務 (業務内容:〇〇)
・約〇〇年間〇〇として勤務 (業務内容:〇〇)
・〇〇年〇〇月~現在 Webライターとして活動中(専業or副業)
Webライター歴〇〇年〇〇か月
【資格】
・〇〇
・〇〇
※資格がなければ【資格】の欄を削除
【得意ジャンル】
・〇〇系ジャンル 詳細:〇〇です。
・〇〇系ジャンル 詳細:〇〇です。
【実績】
今まで執筆した記事は以下の通りです。
・〇〇に関する記事…〇〇文字×〇〇本
・〇〇に関する記事…〇〇文字×〇〇本
※実績がなければ【実績】の欄を削除
【ポートフォリオURL】
URL:〇〇
※ポートフォリオを作成していなければ【ポートフォリオURL】欄を削除
【対応可能作業】
・記事執筆
・〇〇
・〇〇
【稼働時間】
平日:午前〇〇時~〇〇時/午後〇〇時~〇〇時
土日祝:〇〇
【連絡可能ツール】
・〇〇
・〇〇
・〇〇
会議ツール〇〇を使ってオンライン打ち合わせも可能です。
※顔出し不可であれば文章は削除
ご連絡いただいた際は、当日中に返信いたします。
【自己PR】
現在は主に〇〇関係の記事の執筆をさせていただいています。
過去の執筆経験が〇〇様の記事執筆のお役に立てると思います。
また円滑にお仕事を進められるように以下のことを心がけております。
・〇〇様は連絡ツールとして〇〇をお使いとのことですが、すぐに対応できるようにするためアカウントを持っております。
・ご連絡いただいた際は、迅速な返信を心掛け遅くとも当日中には返信いたします。
・不明な個所があれば、すぐに質問・相談をさせていただきます。
・余裕を持って納品することを心掛けておりますが、万が一遅れそうになる場合は早急にご連絡いたします。
以上でございます。
ご覧いただきありがとうございました。
これから〇〇様と長期的なお付き合いをさせていただき、大きく貢献させていただければ幸いです。
長文失礼いたしました。お忙しいところ恐れ入りますが、ご検討の程よろしくお願い申し上げます。

応募文を書く準備ができたら、さっそく案件を探しましょう!案件探しについてはこちらの記事で解説しています!
まとめ
今回は毎月5万円の報酬を達成するために必要となる『応募文の書き方』について解説しました。
応募文5つのポイント
・クライアントの名前を複数回入れる
・コピペをしないこと
・箇条書きで簡潔に書き自己PR欄で補足する
・誤字脱字をしないこと
・案件に合った資格や経験を書く
応募文にはクライアントの指定した通りに書く"指定形式"と指定のない"自由形式"の2つに大きく分けられます。
指定形式の応募文のポイント
・クライアントの質問にはすべて漏らさずに答える
・質問の回答は応募文の冒頭に記入する
・自己PRの欄があれば詳細や補足を書く
自由形式の応募文のポイント
・経歴
・資格・免許
・ライティングに関連する自己アピール
・対応可能な作業
・実績
・ポートフォリオURLを記載 ※可能であれば
・稼働時間
・連絡可能ツール
・自己PR
Webライターの仕事は簡単ではありませんが、未経験の方でも挑戦できて家族との時間を大切にしながら働ける素晴らしい仕事です。
今回の記事を参考にしWebライティングで毎月5万円の達成を目指してください。

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