
あなたは自身のプロフィールにどれだけの時間を使っていますか?
Webライターにとってプロフィールは、あなたの魅力をアピールできる数少いチャンスの場でもあります。
とりあえず埋めている感じで、意識して書けてません…。


プロフィール作成は案件獲得に大きく関係しています!しっかり書けるようになりましょう!
一生懸命活動しているのに「案件獲得に繋がらない」「スカウトがまたく来ない」その理由は、プロフィールに問題があるかもしれません。
クラウドソーシングサイト(インターネット仲介業者)やSNSを使っての獲得を狙るならプロフィールは必ず充実させましょう。

本記事では、プロフィールで書くべき項目と書き方の例も記載していきます。
なるべく専門用語を使わず分かりやすく解説していくので、このまま安心して読み進めてください。

プロフィールのテンプレも無料公開しているので、ぜひ使ってくださいね✨
プロフィールの役割とメリット

プロフィールは、Webライターにとって名刺や履歴書のようなものです。
一度プロフィールを作成しておけば、不特定多数のクライアント(仕事の発注者)に自身の経歴や実績を見てもらえる機会を増やすことができます。
プロフィールの内容を充実させればさせるほど、Webライターにとって大きなメリットがあります。
充実したプロフィールのメリット
・応募した案件に合格するための後押しになる
・クライアントから案件のスカウトが来る
・Webライターとしての自分に自信がつく

私自身もプロフィールをこまめに更新するようにしています。
クラウドソーシングサイト(案件を仲介してくれるサイト)やSNSのようにプロフィール欄を活用できる場合は、Webライター用のプロフィールを必ず作成しましょう。
ここからはプロフィールの書き方について詳しく解説しています。
初心者Webライターがプロフィールに記入するべき7つの項目

Webライターがプロフィールに書いておくべき項目は主に7つあります。
紹介したもの以外に追加したい項目があれば、自分でアレンジしてもOK。あくまで参考として読んでください。
プロフィール7つの項目 まとめ
①資格や免許、勤務経験
②経歴
③趣味、特技、勉強していることなど
④実績 (現時点では実績を書けなくもOK)
⑤ライティングで請け負える作業
⑥クライアントと連絡できる使用可能ツール
⑦稼働時間と連絡対応時間
記事の最後にはプロフィールのテンプレートも無料公開しています!
ぜひ参考にして毎月5万円達成を目指してください♪

①資格や免許、勤務経験を書く

あなたが持っている資格や免許、そして今までの勤務経験はクライアント(仕事の発注者)へのアピールになります。
プロフィールに記入することで、クライアントの目に留まるチャンスを自らつくることができます。
専門資格や自慢できる経歴がない場合はどうすればいいんでしょうか…。

もしアピールできるような特別な資格がなくても、何も問題ありません。今までの経験は、資格や免許と同じぐらい価値のあるあなただけの財産です。
資格を持っていない場合は、過去に働いてきた経験を前面に押し出しましょう。
クライアントへの効果的なアピール方法は数字を使うこと。『○人』『○年』『〇回』と数字を使って具体的に伝えるのがコツです。
書き方の例①
【資格】
保育士資格・幼稚園教諭免許
【経験】
保育士として3歳児クラスの担任として3年間勤務。
約100人のパパ・ママに育児についてアドバイスした経験あり。
現在は中1(男)小5(女)年長(男)3人の子育てをしています。
持っている資格と経験を組み合わせた例です。子育て系ジャンルのクライアントにアピールできますね。

書き方の例②
【経験】
携帯ショップで3年間勤務、家電量販店で1年間勤務経験をしてきました。店長代行業務を約1年間経験。
トータル1000名以上の老若男女の接客を行ってきました。
現在は格安SIMのブログを2年3か月運営しています。(月間平均約3000PV)

資格がなくても実践経験を強調すれば興味を引くプロフィールを書けます!
具体的に何を経験してきたのか深掘りして、中身を強調しましょうね。
②経歴を記入する
一般的な履歴書と同じように、アピールできそうな経歴はプロフィールに記載しましょう。
ただし、むやみに並べると長文になり、クライアントに伝わりづらくなるので要注意。
学歴を書くときは、Webライターに関係しそうな専門的な学歴や経歴を優先して書くのがポイントです。
経歴の書き方 例
・〇〇介護専門学校卒業
・約5年間障がい者施設にて介護士として勤務(3勤交代制、夜勤経験有り)
・約2年間医療事務として勤務
・2022年6月からWebライターとして活動を始める
・2023年1月からフリーランスとしてWebライターとして活動中
項目をしぼって書いた方が、より際立ちますね!


アルバイトやパート経験も立派な経歴なので、記載してOKですよ✨
③趣味・特技・勉強していることをアピールする

他にもアピールできるポイントはありませんか?


Webライターのジャンルに関係しそうな、趣味や特技、勉強中のことも書いてみましょう!
プロフィール欄を充実させることで、案件獲得のチャンスが広がります。ときには関連するジャンルのクライアントからスカウトが来ることも。
文章で丁寧に書いても、箇条書きで端的に書いてアピールしてもOKです。読みやすさを優先して書くようにしましょう。
書き方の例①
・旅行が趣味で旅行で47都道府県全国制覇しました。
・独学でTOEIC200点→700点までいきました。
・投資を実践中です。(つみたてNISA・FX・暗号資産)
書き方の例②
・生活費月10万円の節約生活を送っています。
・約2年間せどりの経験があります。(収益月約1万円)
・タイピング速度1秒/4.5文字 寿司打高級1万円コースクリアレベルです。
書き方の例③
・料理レシピのSNSを毎週投稿し、現在フォロワーの数は5,000人。
・趣味は家電量販店巡り。ほぼ毎週通い白物家電は常に調査している。
・販売士2級資格獲得に向けて勉強中。

自分では大したことがないと感じていることでも、第三者からすると有益な情報かもしれません。
思い浮かぶ趣味や特技など記入できそうなことはとにかく記載していきましょう。
④実績を記入する (現時点は書けなくてもOK)
もしも実績があれば、今までに納品した記事の本数を書きましょう。
実績はクライアントがWebライターの実力や熟練度を測る物差しの役割になります。

最初は実績について書けなくても大丈夫です!
記事を納品できたら、実績の項目にどんどん追加していきましょう。
プロフィールの実績欄で、クライアントにアピールする方法は主に2つあります。
実績をアピールする方法
・過去の記名記事を載せる
・今まで手掛けた記事のジャンルと本数を書く
Webライターの実力や信頼性がクライアントに伝わりやすいのは、記名記事です。
記名記事とは『執筆したライター名やプロフィールが記載されている記事』のことで、Webライターの成果を客観的に証明してくれるものです。
過去に手掛けた記名記事が少ない場合、もしくは無い場合は過去に執筆した記事の本数とジャンルを記載しましょう。
ここからは実績をアピールする方法について詳しく解説していきます。
実績アピール例①|過去の記名記事を載せる
記名記事を獲得できたら、必ずプロフィールに記載するクセをつけましょう。案件獲得の心強い武器になります。
プロフィールに載せる場合は、以下の5つの項目の記載は必須です。
5つの項目
・メディアの名前
・記事のタイトル
・執筆したジャンル
・どのような作業を行ったか
・記事のURL
忙しいクライアントは長文の場合最後まで読んでもらえないことがあります。なるべく短く分かりやすくプロフィールに記載しましょう。
プロフィール記載例①
・メディア名:○○サイト様 記事名:○○について ジャンル:子育て(構成・本文作成・Wordpress入稿・画像選定)
URL:https://www.〇〇〇~
プロフィール記載例②
【メディア名】〇〇リゾート様
【記事名】家族旅行向けの宿泊施設について
【ジャンル】旅行
【内容】 見出し構成作り・本文の作成・画像を選定
【URL】https://www.〇〇~
今後記名記事を獲得したい場合には、記名記事として公開できるメディアを探すか、クライアントに実績として記名記事として使用してよいか事前に確認しておきましょう。
記名記事の案件を獲得するのは最初は難しいですが、Webライターとして強みになりますね!

実績アピール例②|今まで手掛けた記事の執筆ジャンルと本数を書く
記名記事の実績がない場合は、手掛けた記事数やどんな記事を書いたのか記載してアピールしましょう。
特に『ジャンル・おおよその文字数・記事数』の3つは押さえておくことをおすすめします。
プロフィールの書き方例
・子育て系の記事
3,000文字×3本 5,000文字×2本
・ビジネス系の記事
5,000文字×10本
・美容系の記事
2,000文字×1本 3,000文字×1本
プロフィールはいつでも上書きできるので、こまめに更新するクセをつけておきましょう。
積み重ねを実感し、モチベーションアップや自信にも繋がります。
プロフィール更新を楽しみながらやっていきたいですね!

⑤ライティングで請け負える作業のアピールをする

Webライターの仕事と関係なさそうなことも書いて良いんですか?


書いてOKです!むしろ幅広い作業ができるのはアピールになるので書きましょう✨
Webライターは"文字を書くだけ"の仕事のイメージがありますが、そんなことはありません。
例えば、見出しや構成、画像の作成、データの貼り付けのように、文字を入力する以外に行う作業は意外と多いんです。
経験したことある作業も抜け漏れないように書いておきましょう。
アピール例
・Word(Googleドキュメント)
・Excel(Googleスプレッドシート)
・PowerPoint
・Canva(画像作成ツール)
・記事執筆
・見出し構成案の作成
・画像編集
・Wordpressを使った入稿(Cocoon・JIN・AFFINGER6・SWELLなど)
最初は空欄でも良いので案件をこなして徐々にアピールできる項目を増やしていきましょう!

⑥クライアントと連絡できる使用可能ツールを記載する

Webライターとクライアント間ではチャットツールを使ってやり取りするケースが多いです。
"無料"チャットツール例
・Gmail (Googleアカウントを利用したフリーメール)
・Chatwork (Chatwork社の提供するチャットツール)
・Slack (Slack Technology社の提供するチャットツール)
・Googlemeet (Googleアカウントを利用したWeb会議ツール)
・Zoom (Zoom Video Communications社の提供するWeb会議ツール)

特にslack(スラック)やChatwork(チャットワーク)が使われている印象ですね。
クライアントは忙しく時間がありません。Webライターに連絡ツールの使い方を教える手間を省きたいと思っています。
そのため、クライアントの使用している連絡ツールを使えるWebライターが優遇される傾向があります。
プロフィール記入例
【やり取り可能な連絡手段】
・Chatwork
・slack
・Gmail
高単価の案件を獲得するには、チャットツールが使えることが必須。
詳しい使い方は実践で覚えていくので、機能をすべて使いこなせてなくてもも問題ありません。
最低限使えるようになって、必ずプロフィールに記載しましょう。
ここでご紹介したツールは無料で利用できるので、まずはツールに触れてみましょう✨

⑦稼働時間と連絡対応時間を記載する
本業、副業関係なくWebライターは責任の伴う仕事です。
文章のプロとして、稼働時間と連絡対応時間をプロフィールに記載しておきましょう。
・稼働時間…一般企業でいう勤務時間のこと
・連絡対応時間…クライアントからの連絡に返信できる時間のこと
クライアントの信頼を得るには、まず欲張らないこと。
ギリギリのスケジュールではなく、余裕を持った稼働時間と連絡対応時間を書くようにしましょう。
可能な限り具体的かつ現実的な時間を記入しましょう。
書き方 例
【稼働時間と連絡対応時間】
【稼働時間】
平日 10:00~14:00 土日祝 業務量により異なります
【連絡対応時間】
平日 10:00~14:00 土日祝 9:00~12:00
【その他】
時間外にいただいたご連絡については翌日に返信致します。
オンラインでの打ち合わせについては、事前に日時をご相談させていただきたいです。
小さい子どもが一緒に参加させていただく可能性がありますのでご了承ください。
小さなお子さんがいることで、選考のマイナスイメージになることは、まずありません。
お子さんがいる場合も隠さずにプロフィールに記載しておきましょう。

私自身も子どもがいることを隠さず、ここまで続けてこれました。
重要なのは、無理なく守れそうな時間を書くこと。
守れない約束をしてクライアントに迷惑をかければ、信用を失うのはあっという間です。
イレギュラーも考慮して、あせらず自分ができる範囲で時間を設定するようにしましょう。

稼働時間は後から増やせるので、まずは仕事に慣れることを優先しましょうね✨
プロフィールのテンプレートを無料公開
実際に使えるプロフィールのテンプレってありませんか?


ありますよ♪さっそく使えるテンプレをご紹介しますね✨
プロフィールの書き方に迷ったときは、以下のテンプレートをコピーして使ってOKです。
自分に合うように、修正してより良くしてください。
テンプレート無料公開中!
プロフィールのテンプレート
プロフィールをご覧いただきありがとうございます。
私は○○年○月よりWebライターとして活動しております。
【経歴】
・〇〇学校を卒業
・約〇〇年間〇〇として勤務していました (業務内容:〇〇)
・〇〇年○月からWebライターとして活動開始
【資格】
・〇〇資格
・〇〇免許
【趣味・特技・勉強していること】
・趣味は〇〇です
・〇〇をすることが得意です
・〇〇の資格獲得に向けてを勉強中です
【実績】
今まで執筆した記事は以下の通りです。(○○年○月~○○年○月)
・○○に関する記事 … ○○文字×○本
・○○に関する記事 … ○○〜○○文字×○本
【可能な業務】
・〇〇
・〇〇
・〇〇
・〇〇
【連絡手段】
・〇〇
・〇〇
・〇〇
【稼働時間】
平日 午前○○時~○○時 / 午後○○時~○○時
土日祝 仕事量によって異なります
【連絡対応時間】
平日 ○○時~○○時
土日祝 ○○時~○○時
時間外にいただいた連絡は翌日に返信致します。
【その他】
オンラインでの打ち合わせについては、事前に日時をご相談させていただきたいです。
小さい子どもが一緒に参加させていただく可能性がありますのでご了承ください。
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【クライアント様へ ご依頼時のお願い】
・ご依頼内容
・ひと月の本数
・納期
・連絡手段
・報酬
・契約書の有無
以上について、おおよそのイメージを教えていただけますと幸いです。
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最後までご覧いただきありがとうございました。
何卒よろしくお願い致します。
プロフィールの書き方について理解したら、さっそく案件を探して応募してみましょう。
案件の探し方についてはこちらの記事で解説
まとめ
今回はWebライティングで毎月5万円の収入を得るためのプロフィールづくりについて解説しました。
プロフィール7つの項目 まとめ
①資格や免許、勤務経験
②経歴
③趣味、特技、勉強していることなど
④実績 (現時点では実績を書けなくもOK)
⑤ライティングで請け負える作業
⑥クライアントと連絡できる使用可能ツール
⑦稼働時間と連絡対応時間
プロフィールは7つの項目を意識して書くことで、クライアントの目に留まりやすくなります。
Webライターの仕事は大変ですが、未経験の方でも挑戦でき、家族との時間を大切にしながら働ける素晴らしい仕事です。
ぜひ今回の記事を参考にしWebライティングで毎月5万円の達成を目指してください。
プロフィールを充実させれば毎月5万円までの道のりは大きく縮まります✨一緒に頑張りましょう♪
