【誤字脱字を0にする方法】プロ直伝！今から実践できるWebライティング術を解説

Webライターの＊ある＊です。

Webライター業で毎月5万円を稼ぎたいのになかなか届かない、その原因の1つが誤字脱字です。

「たかが誤字脱字で稼げないのは大げさでは？」と甘くみてはいけません。

誤字脱字は単純ですがなかなか減らない厄介なミスの1つです。

不注意でしてしまう誤字脱字もあれば、ライターの知識不足によりクライアントに誤字脱字と判断されることもあります。

初心者だけでなくベテランでも誤字脱字を指摘されるライターは後を絶ちません。

Webライターライティングで見逃しがちな誤字脱字の例と、誤字脱字を防ぐための方法を解説していきます。

初心者だけでなく、なかなか報酬が伸びない人にも参考になる内容です。

イラストと実例を絡めて分かりやすく解説していくので安心して読み進めてください。

Webライティングにおける誤字脱字とは？

Webライターとして稼ぐためには文章の誤りをできる限り減らすように心がけましょう。

Webライティングにおける文章の誤りと判断されるパターンは大きく分けて2つあります。

Webライティングの独自ルールは、事前に学んでおくことで乗り越えられるようになるので、この機会に覚えてしまいましょう。

まずはWebライティングの基礎となる『一般的に文章の誤りと判断されるケース』について詳しく解説していきます。

一般的に文章の誤りと判断されるケース

Webライティングで代表的なミスが誤字脱字です。

一般的な誤字脱字とは『いつ、誰が見ても間違いと判断される文章の誤り』のことを指します。

Webライティングで起こりやすい誤字脱字をまとめました。

例①｜文字が1つ多い・少ない　

Webライティングで起こりがちなミスは『文章の文字が1文字多い・少ない』ケースです。

特に文章の打ち直しや、単語を部分的に修正した際にミスが起きやすくなります。

例②｜文章の変換ミス

変換ミスは漢字やカタカナに変換する際に起きることが多いです。

入力間違いに気づかない変換ミスと、言葉の覚え間違いにより起こしてしまう変換ミスがあります。

例③｜ら抜き言葉とい抜き言葉

ら抜き言葉とは『可能・不可能を表す動詞から、ひらがなの”ら"を抜いた言葉』のことです。

ら抜き言葉は、話し言葉として意味は伝わるのでついつい無意識に使ってしまうライターもいますが、文章としては誤りの表現です。

拙い印象を与えてしまい不特定多数のユーザーが閲覧する場での使用は好まれません。

い抜き言葉とは『動詞の中に本来含まれるはずの、ひらがなの”い”が抜け落ちた言葉』を指します。

ら抜き言葉と同様に意味は伝わりますが、文章表現としては誤りになるので直す必要があります。

ドラマやマンガ、歌詞の使用に頻繁に使用されるため、違和感がないからこそ気をつけるべき表現です。

例④｜句読点漏れ

句読点(くとうてん)とは、文章を区切るために使う符号(。、)のことです。

初心者ライターがついやってしまうのが、句読点をつけ忘れてしまうミスです。

LINEのような無料連絡ツールやSNSの普及により、メッセージのやり取りに句読点を使わない習慣が浸透してきているため、句読点を忘れてしまうことがあります。

もしも読点の使うタイミングが分からない場合は、以下の使い方を参考にしてみてください。

読点の配置に明確な答えはありません。

ポイントは『どこに読点を打てば読者が読みやすくなるか』を考えることです。

ただし読点は使いすぎても読みづらくなるので、1つの文章に対して句読点は1〜2つ程度になるようにしましょう。

例⑤｜二重否定

二重否定とは『1つの文章の中に否定を意味する言葉を2語使う表現』のことです。

二重否定は話し言葉や小説、歌詞では表現の1つとして使われます。

しかし読み手に負担をかける複雑な表現のため、Webライティングでは敬遠される表現です。

二重否定は厳密には誤字脱字ではありませんが、使い方には注意をしましょう。

Webライティングでは分かりやすくシンプルな文章を心がけてください。

誤字脱字をなくす3つの対策方法

「ちょっと見れば誤字脱字に気づくのでは？」と思うかもしれませんが、意外にも間違いには気づかないものです。

実は人間には誤字脱字があっても文章を読めてしまう力が備わっています。それを証明するために以下の文章を読んでみてください。

この例文は間違いだらけの文章構成ですが、なぜかすらすらと読めたのではないでしょうか？

実はタイポグリセミア(Typoglycemia)という現象の影響を受けているため、文章に含まれる単語を並び変えても、内容を理解できてしまうのです。

意識をしないとタイポグリセミアの影響で、気づけるはずのミスを見落としてしまいます。

ただ文章を眺めているだけでは、なかなか誤字脱字は見つからないので必ず対策を立てましょう。

ここからは誰にでも誤字脱字を見つけられるようになる具体的な対策を紹介していきます。

対策①｜1日時間を置く

誤字脱字を見つけるためには、時間の間隔を空けて確認することをクセづけましょう。

記事を書き上げた直後は、満足感や達成感でいっぱいになり、最も誤字脱字に気づきにくい状態です。

できれば1日以上間隔を空けると客観的に文章を読むことができるので、見落としていたミスに気づきやすくなります。

納期よりも早く仕上げなくてはなりませんが、誤字脱字の発見だけでなく文章表現の見直しも余裕を持ってできるメリットの方が大きいです。

可能な限り納期よりも早めに仕上げられるように心がけましょう。

対策②｜自分で読み上げてみる

誤字脱字を減らす方法の1つとして文章を音読して確認する方法もおすすめです。

声に出して読むことで、目視だけでは見落としがちの部分をカバーすることができます。

対策③｜チェックツールを使う

Webライティングならではのチェックツールを使って誤字脱字を発見する方法もあります。

例えば誤字脱字の部分に自動でチェックが入り、ライターの代わりに音声で文章を読み上げてくれます。

チェックツールは有料と無料サービスがありますが、まずは無料のものから始めるのがおすすめです。

おすすめの無料チェックツールをそれぞれご紹介していきます。

チェックツールは大変便利な機能ですが、機械が判別するゆえにミスに反応しないこともあります。

最後に確認するのは自分自身の目で。あくまで補助としてチェックツールを使うようにしましょう。

誤字脱字がなくてもクライアントから修正指示がくる理由

一般的には問題ない文章表現も、クライアントによっては誤りと判断され、書き直しを要求されることがあります。

例えば文章の表現、書き方がクライアントの描くイメージとかけ離れてしまった場合です。

クライアントが求める書き方ができないと、記事の修正をする必要があります。

細かい問題でも積み重ねれば、Webライター側もクライアント側もどんどん負担がかかります。

例①｜ひらく・とじるとは？

漢字をひらく・とじるとは、文章に含まれる漢字の使い方を指す専門用語です。

漢字で表記できる単語をあえてひらがなにすることを『ひらく』、漢字でそのまま表記することを『とじる』といいます。

以下の例文から漢字をひらいた表現の文章と、とじた表現の文章の違いを見てみましょう。

ひらく・とじるに明確なルールがないところがライティングの難しいところです。

ビジネス系の記事を執筆する際には、ひらく文章をあえてとじる表現をする場合もあります。

漢字の使い方次第で読者に与える印象が大きく変わるため、クライアントはひらく・とじるの使い方について厳しくチェックしています。

"ひらく・とじる"についてはこちらの記事で解説！

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例②｜トンマナとは？

トンマナとはトーン＆マナーの略語で、広告や記事に含まれる文章や色使い、配置やデザインに一貫性を持たせるためのルールのことです。

クライアントは自分の描いているイメージ、コンセプトを意識した上でサイトを運営しています。

トンマナを意識せずに書くと、記事全体にちぐはぐな印象を与えてしまい統一感がなくなってしまいます。

できる限り各クライアントのトンマナに合わせて執筆しましょう。

トンマナについてはこちらの記事で解説しています！

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クライアントからの修正指示を減らす3つの対策

前述した漢字をひらく・とじる、トンマナを守れないことによる修正指示は、チェックツールで判別することができません。

判別が難しいからこそ、提出した記事の品質に差が出るためクライアント満足も変わります。

Webライティングの案件には専用のマニュアルが必ず用意されます。

提供されるマニュアルに沿って執筆することを徹底できれば、ミスを0にまで減らすことも可能です。

対策①｜事前にマニュアルを熟読する

ミスを減らすためにまずは"執筆作業に取りかかる前に"マニュアルを熟読しましょう。

気をつけるべきポイントやトンマナなどのクライアント独自のルールは、すべてマニュアルに記載されています。

マニュアルを読むのは最初の1回だけでなく、期間が空いた場合は読み返すことをおすすめします。

取りかかっていた案件を一時中断した際、期間が空くことでマニュアルの内容を忘れてしまうことがあるためです。

対策②｜マニュアルを確認しながら執筆する

マニュアルのボリュームが多い場合、内容をすべて覚えるのはベテランでも難しいです。

内容を暗記するのは労力がかかるので、常にマニュアルのファイルをいつでも開ける状態にして、作業することをおすすめします。

特に忘れがちになりそうなところ、間違えそうなところがあれば、メモしておいていつでも見れるようにしておきましょう。

マニュアルを全て読み返さなくて済むため作業効率も良くなります。

複数の案件を同時進行で取り組む場合は、交互に少しずつ作業するのではなく、1つの記事に集中し一気に進めた方が執筆が捗ります。

異なる案件を交互に作業するを繰り返すと執筆のルールを混同しがちになり、ミスを引き起こす原因になります。

いつでもマニュアルを見れるようにしておき、1つの記事に集中して取り組みましょう。

対策③｜マニュアルに変更があれば記録しておく

クライアントの要望によりマニュアルの内容は突然変更されることがあります。

事前にクライアントから修正の連絡が来ることもあれば、いつの間にか最新のルールに切り替わっていることも。

マニュアルの変更点が分かればすぐに最新情報を記録しておきましょう。

同じクライアントの案件に継続して取り組む場合は、定期的にマニュアルを読み返すようにしましょう。

今まで見落としていたルール、内容の変更点に気づけるようになります。

まとめ

今回はWebライティングで毎月5万円稼ぐために重要な『誤字脱字』について解説しました。

ライティングの基本である誤字脱字が0になったとき、きっとあなたのライティング力は数段レベルアップしています。

ぜひ実践で取り入れてみてください。