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こんな人におすすめ
・ペンネームでもWebライターとして稼げるのか気になる
・クライアント(仕事の発注者)に本名を隠し通せるのか知りたい
Webライターの*ある*です。
Webライターは本名を公開しなくてもペンネーム(ライターネーム)を使って働けるのが魅力の仕事です。
本記事はこれからWebライターを始めるにあたって「できれば本名を明かしたくない」と考えている方に向けた記事となっています。
本記事を読むメリット
・ペンネームを使うメリット・デメリットが分かる
・現役ライター目線のペンネームの決め方のポイントを知れる
・クライアントに本名がバレるパターンを知れる
私自身も本名を公開せずペンネームで活動しています!
ペンネームはWebライターが最初に決めるものであり、重要な項目でもあります。
本記事ではペンネームの決め方のコツを、Webライターとして気をつけるべきことを含めて解説していきます。
結論:本名ではなくペンネームで問題なし
本名かペンネームを選ぶかで迷ったら、ペンネームで活動することをおすすめします。Webライターは本名でなくても毎月5万円以上は稼げるからです。
本名をインターネット上に公開することに抵抗があるのなら、ペンネームを使いましょう。
私はペンネームでずっと活動していますが、毎月5万円以上稼げています!
周りの目を気にせずにのびのび働けるのでペンネームで始めて良かったです。
「本当にペンネームで良いのか」と不安に思う方に向けて、ここからはペンネームのメリット・デメリットについて解説していきます。
Webライターがペンネームを使うメリット
ペンネームを使って活動するメリットは主に4つあります。
ペンネームのメリット
・周りにバレにくい
・名前を覚えてもらいやすい
・ブランディングに役立つ
・名前を変えられる
ペンネームを有効活用できればクライアントに好印象を与えるきっかけになり、案件獲得にも繋がることがあります!
それぞれの項目について解説していきます。
メリット①|周りにバレにくい
ペンネームを使う大きなメリットは、Webライターをしていることが周囲にバレにくいことです。
・周囲の目が気にならなくなる
・本名を悪用されないかという不安がなくなる
働いていることを身内に知られたくない方、個人情報を不特定多数に晒したくない方との相性が良いです。
私も最初は本名を明かすのが不安だったので、ペンネームでWebライターを始めました!
メリット②|名前を覚えてもらいやすい
ペンネームを活用できると、クライアントに名前を覚えてもらいやすくなることもメリットの1つです。
「次の仕事を誰に任せようか?」とクライアントが思い浮かべた際に、名前が定着すればスカウトの声がかかるきっかけにもなります。
覚えてもらいやすくなるためにシンプルな名前を付けることを意識しましょう!
メリット③|ブランディングに役立つ
Webライターにおけるブランディングとは『Webライターの価値を高める活動』です。ペンネームを有効活用すればブランディングに役立ちます。
ペンネーム例
・ドクターマネー (金融系)
専門知識の自信が伝わるペンネームです。名前だけで特定のジャンルを連想させることができます。
・花咲育子 (子育て系)
縁起の良さそうな名字と子育てを連想させる名前が特徴です。実名のようなペンネームになります。
特定のジャンルの専門ライターとして活動したいというのであれば、テーマに関連した名前をつけるのも1つの手段になりますね!
メリット④|名前を変えられる
本名を変えることは難しいですが、ペンネームはいつでも変えられるのも特徴の1つです。
変更理由の例
・何も考えずにペンネームを決めてしまった
・大きな失敗をしてしまったので再出発したい
ただし何度も変えると実績が積みづらくなり、クライアントの印象に残らなくなるので乱用はおすすめしません。
本名を隠しペンネームで活動するのも長所ばかりではなく短所もあります。
ここからはペンネームのデメリットについて紹介していきます。
Webライターがペンネームを使うデメリット
Webライターがペンネームを使うのにも主に2つのデメリットがあります。
ペンネームのデメリット
・本名よりも信頼を得にくい
・記名記事を獲得しにくいこともある
本名を使う方が得する場合もあります。ペンネームを使う場合は短所も理解しておきましょう!
ペンネームのデメリットについて詳しく解説していきます。
デメリット①|本名よりも信頼を得にくい
本名を伏せてペンネームで活動した場合、本名や顔写真を公開する場合に比べて第一印象で劣ってしまいます。
本名を使ったり顔写真をアイコンにすると※ハロー効果により「自分の顔写真と本名を出しているから誠実な人だろう」「素敵な笑顔写真だからきっと良い人」と好印象になりやすいからです。
素性の分からない相手と仕事をすることに不安を感じるのはクライアント側も同じです。
クライアント側の不安
・指示通りに動いてくれるのか?
・もしも仕事を途中で投げ出されたら?
・仕事を悪用されたりしないか?
本名を使わないままでクライアントの不安を和らげるには、以下のことを意識しましょう。
意識するべきこと
・ライターとしての実績を公開する
・プロフィールを充実させる
・ポートフォリオを作成する
積み上げてきた実績や実際に書いた文章は、ライターの実力のアピールになります。
本名を使わなくても実績でクライアントの不安を和らげることもできます。
始めたばかりで実績のない間は『なるべく早く返信をする』『質問に対し丁寧に解答する』といったようにコミュニケーションの部分でクライアントに誠意を見せましょう!
※ハロー効果 … 評価をする際に一部の特徴に引っ張られて全体の評価が歪められてしまう現象。1920年に心理学者のエドワード・ゾーンダイクが提唱。
デメリット②|記名記事を獲得しにくいこともある
記名記事とは、記事を執筆した人の名前を載せる記事のことです。
Webライターの名前を記事の冒頭や文中に記載し、記事の説得力を与えるために使います。
記名記事はWebライターの実績の証明にもなります!記名記事を獲得できるようになるとライターにも大きなメリットになります。
クライアント側からすれば、自身のサイトの信頼を落とすようなWebライターには記名記事の執筆を任せたくないものです。
アイコンやペンネームが過激だと実力があっても記名記事に選ばれにくいです。
そのため記名記事を獲得するためにもペンネーム選びが重要です。稼ぐためのペンネームを決めるときのポイントについて解説していきます。
Webライターがペンネームを決めるときのポイント
ペンネームを決めることに迷ったら以下のポイントを押さえてみましょう。
ペンネーム設定のポイント
・読みやすさを重視する
・ペンネームを統一する
・他のライターと被らないようにする
・クライアントが敬遠する単語を選ばない
・本名のようなペンネームを使うのも選択肢の1つ
最初に考えてペンネームを決めておけば、迷うことなく執筆に集中できます!
押さえておくべきポイントについて詳しく解説していきます。
ポイント①|読みやすさを重視する
ペンネームは読みやすさが最も重要です。カッコよさや名前の響きよりも『誰が読んでも分かるか』を意識しましょう。
クライアントに「読みづらいライター名で活動しているライターが、果たして読みやすい記事を書けるのか?」と疑問に思われてしまうかもしれません。
案件獲得のためにも読みやすさを意識しましょう。
意識すること
・誰にでも読める単語か
・名前が長すぎたり短すぎたりしないか
・特殊な文字を使っていないか
避けるべきペンネームの例を紹介します。
おすすめしないペンネーム例
◆難読漢字や当て字を使う
・蒲公英さん (たんぽぽさん)
・兎恵舞雷汰 (うぇぶらいた)
◆読みづらい英単語を使う
・Seraphine (セラフィン)
・Elizabeth (エリザベス)
◆数字だけのペンネーム
・0088452
・1
◆歴史的仮名遣い(ヰ・ゐ・ゑ)を使う
・ゑりゐ (えりい)
・ヰー (いー)
◆長すぎる名前
・Webライティングで稼ぐ30代ママライター筆子
ポイント②|ペンネームを統一する
ペンネームは複数作成せずに、1つに統一することをおすすめします。
ペンネーム数には制限はないので、名前を使い分けられるというメリットもありますが、大きな欠点もあります。
ペンネームを複数つくるときの欠点
・情報を把握するのに労力がかかる
・実績を積みづらくなる
複数のペンネームで活動していると、どの名前で何の作業をしていたか、どのクライアントとやり取りしているか把握するだけでも労力がかかります。
執筆実績も分散してしまうので。アピールも弱くなってしまいます。
ペンネームは複数作成せず1つにしぼりましょう。
Webライター名を意識せずに複数つくると直すときに苦労します。作成する前にまずはしっかり練ることから始めましょう!
ポイント③|他のライターと被らないようにする
ペンネームは他のWebライターと被らないように気をつけましょう。
ライターだけでなくタレントやアーティストのような有名人と被ってしまうと、ライター名で検索されても気づかれず埋もれてしまう可能性があります。
例
・ヨッピー (ヨッピーさんは有名なWebライター)
・YOASOBI (有名アーティストと同じ名前)
悪気はなくてもライター名が重なると、指摘を受けることがあります。
ペンネームが被らないようにするためには、事前にSNSで検索して確認することをおすすめします。
ポイント④|クライアントが敬遠する単語を選ばない
選んだペンネーム次第でクライアントに敬遠されてしまうこともあります。
敬遠される例
・過激な言葉が含まれている
・宗教や特定の団体をイメージさせる単語
・性的やモラルを侵害するような単語が含まれている
・特定のものを中傷する言葉が含まれている
・単語1文字(ひらがなや数字)
・絵文字や記号のみ
クライアントに敬遠される表現を使うライターは、自身の人間性を疑われるかもしれません。
執筆者を載せる記名記事の場合、案件に応募してもペンネームだけで不採用となるケースはあります。
自分の好きな名前を選ぶのではなく、あくまで仕事の1つとしてペンネームを決めましょう!
ポイント⑤|本名のようなペンネームを使うのも選択肢の1つ
ペンネーム決めに迷ったら、本名のような名前にすることも1つの手段です。
例
・田中奈美 ⇒ 浜田なみ
名前を少し変えるパターン
・山本由香 ⇒ 幸田千晴
縁起の良さそうな名前に変えるパターン
本名っぽい名前だとクライアントが安心することもあります。芸能人が芸名で活動していることと同じですね!
Webライターの本名はクライアントにバレる?
記事を読んでいると「クライアントに本名を知られずに仕事はできるの?」と気になるのではないでしょうか。
結論、クライアントと直接契約する際に本名はバレます。
・契約書を取り交わす際にバレる
・契約書を取り交わさわなければバレずにできる
・クラウドソーシングサイト経由であればバレない
それぞれの項目を順番に解説していきます。
直接契約は契約書で本名がバレる
SNSや求人サイトなどを活用しクライアントと直接契約する場合、契約書の有無によって本名がバレるかどうかが変わります。
契約書を取り交わすと本名だけでなく住所も記入するので、クライアントに個人情報を隠すことはできません。
契約書は報酬の未払いを防いだり、突然の契約変更から身を守ることにも繋がるので、私は契約書のある案件をおすすめしています。
契約書を取り交わさなければバレずにできる
クライアントに本名を知られたくないのであれば、以下の2つの条件をクリアする必要があります。
・契約書のない案件を獲得する
・屋号のみの口座を開設する
屋号とは会社名のようなものです。Webライターであればペンネームを屋号にすることができます。
税務署に個人事業主開業届けを提出するもしくは確定申告のときに屋号名を記入すると、無料で屋号を取得できます。
屋号(ペンネーム)のみの口座を作りたいのであれば、【FREENANCE】(フリーナンス)というサービスを使えば無料で開設可能です。
フリーナンスはこれから口座をつくりたいと考えている方にはおすすめです!
FREENANCE(フリーナンス)の無料口座開設はこちらから!
クラウドソーシングサイト経由であればバレない
クラウドソーシングサイトを経由するとクライアントに本名や口座名義を知られずに報酬を受け取ることができます。
クラウドソーシングサイトとは、Webライターとクライアントを仲介してくれるインターネットサイトのことです。
※仮払い制度を採用しているクラウドソーシングサイトであれば、クライアントに本名がバレることなく、仕事のやり取りから報酬の受け取りまで完結できます。
クラウドソーシングサイトには本名を登録する必要がありますが、不特定多数のクライアントとやり取りするので知られずにできます
仮払い制度 … 報酬の未払いトラブルを防ぐためのクラウドソーシングサイトの仲介サービス。仕事を発注したクライアントはクラウドソーシングサイトに報酬を支払い、ライターが記事を納品し検品したあとに報酬がクライアントから支払われる仕組み。
おすすめのクラウドソーシングサイト紹介
クラウドソーシングサイトは数多くありますが、特におすすめのサイトを3つご紹介します。
下記のクラウドソーシングサイトは3社とも仮払い制度を採用しています。
クラウドソーシングサイトならクライアントに本名を知られることなく仕事を完結できるのでおすすめです。
ペンネームで活動したいと考えている方はぜひ参考にしてください。
ペンネームを決めたらプロフィール作成も忘れずに!
最後まで読んでいただきありがとうございました!参考になれば幸いです!一緒に頑張りましょうね✨