ライティングスキルアップ

【毎月5万円以上を稼ぐライティング術】必須知識"トンマナ"を現役Webライターが分かりやすく解説

*ある*

こんな人におすすめ

・Webライター業を始めるにあたって必要なスキルを学びたい

・クライアント(仕事の発注者)からダメ出しをもらうことが多い

・トンマナをWebライティングにどう落とし込めばいいかわからない

Webライターの*ある*です。

人気の在宅ワークの1つとしてWebライター業も注目が集まるようになってきました。

多くの人がWebライター業に参入する一方で、うまくいかずに挫折していく人もたくさんいます。

挫折してしまう原因の1つとして『納品した記事のやり直し作業の多さ』による自信の喪失が挙げられます。

文章に誤字脱字や誤りはないはずなのに、やり直しがなくならない原因は『トンマナ』を守ろうとしていないからかもしれません。

*ある*

私も最初はトンマナを知らずに執筆していたためとても苦労しました。

トンマナを守れるようになると記事のクオリティに差が出るので必ず覚えておきましょう!

トンマナは難しい技術ではなく、意識すればすぐに効果が出る心構えのようなものです。

これからWebライターを始めようとしている人、今伸び悩んでいるWebライターにもすぐに役立つスキルです。

トンマナのメリット

・クライアント(仕事の発注者)満足に繋がり継続案件に繋がる

・様々なクライアントの案件に対応できる力が身につく

・テストライティングに合格しやすくなる

専門用語には例文や解説付きで紹介していくので安心して読み進めてください。

まずはトンマナとは何かを解説していきます。

トンマナとは

トンマナは、トーン&マナーの略語で、広告や記事に含まれる文章や色使い、配置やデザインなどに一貫性を持たせるためのルールのことです。

Webライティングだけでなくデザイン、広告のビジネス用語として使われています。

日常生活にトンマナは隠れている

例えば『赤と黄色のイメージのハンバーガーショップといえば?』と質問をすると、多くの方が某大手ハンバーガーチェーンを連想すると思います。

ふと連想してしまう要因は、看板やスマホアプリ、Webサイト、CMなどすべて赤と黄色の配色とロゴマークに一貫性を持たせているためです。

もし慣れ親しんだロゴの形や配色がまったくの別物になったとしたら購買者はどう感じるでしょうか?

お店の味や値段が同じでもデザインが変われば、今まで築いてきたイメージが崩れて客足が遠のき売上が落ちてしまうかもしれません。

デザイナーはお店の持つイメージを壊さないように、トンマナを守りデザインを手掛けているのです。

Webライターが手がけるインターネット記事にもトンマナはあります。

例えば文章の書き方、装飾の使い方、画像を配置する場所などクライアントによって求めるものが異なります。

トンマナを守りクライアントの理想通りの記事に仕上げることが、Webライターのミッションだと覚えておきましょう。

*ある*

日常生活の至るところでトンマナは使われています。

トンマナを意識してライティングに落とし込むことがライターの腕の見せどころです!

トンマナが与える3つの影響

稼ぐWebライターはトンマナを守って執筆しています。なぜならトンマナが与える影響の大きさを理解しているからです。

トンマナが与える3つの影響

・読者の満足

・SEOの評価

・クライアントの満足

まずはトンマナがどんな影響を与えるのか、その重要性を知るところから始めましょう。

ここからはトンマナが与える3つの影響について詳しく解説していきます。

影響①|読者の満足

トンマナにはクライアントが伝えたいメッセージを読者へ正確に届ける効果があります。

トンマナを守って丁寧に執筆した記事は読者満足に繋がります。

トンマナの重要性の例え話

*ある*

トンマナの重要性をスーパーの買い物に例えて説明してみましょう。

(例)ある日、目当ての商品を見に行ったら(記事を読んだら)

目当ての商品が雑な包装され、ぐちゃぐちゃに陳列されていました。(トンマナを守らない文章が書かれていた)

陳列を見て買う気をなくし商品を買うことなく帰りました。(最後まで読まずに離脱してしまった)

そして今後そのスーパーには行かなくなりました。(サイトにアクセスしなくなった)

記事を読んで満足できなければ途中で読むのをやめてしまうのが、インターネット記事の特徴です。

インターネットの記事は無料かつスマホで手軽に読めるため、読者がダメだと判断したら即離脱してしまいます。

トンマナを守ることで読者が離脱する確率を減らすことになります。

*ある*

記事の中身も大切ですが、同等以上に記事の見た目も重要だということを覚えておきましょう!

影響②|SEOの評価

SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、直訳すると『検索エンジンの最適化』となります。

GoogleやYahoo!といった検索サイトは、独自の法則に基づき検索上位記事を決める仕組みです。

読者満足に繋がるクオリティの高い記事は、SEOで評価され上位記事になりやすくなるとされています。

*ある*

クライアントはSEOに評価される検索上位に掲載される高品質の記事を求めています!

検索の上位になればクライアントの記事をより色々な方に読んでもらえるきっかけになります。

トンマナはSEOにも影響することを頭に入れておきましょう。

影響③|クライアントの満足

クライアントは読者満足とSEO向上を両立できるクオリティの高い記事を目指しています。

多忙なクライアントは自分の代わりに、自身のイメージ通り記事を執筆できるWebライターを求めています。

読者満足とSEO向上を両立できるWebライターになれれば、クライアントの信頼獲得に繋がります。

クライアントの信頼を得られると?

・継続案件に繋がりやすくなる

・優先的にスカウトの連絡が来る

・文字単価アップの可能性がある

時間も労力もかかりますが、常に意識した行動は結果に結びつくので、必ずトンマナを守るように心がけましょう。

読者も満足しSEO向上にも繋がり、結果クライアントにも満足してもらえるので、実行しない理由はありません。

*ある*

トンマナは様々なところに影響を与えるんです!

ここからはトンマナを守ることで実際にどんなことに効果が出るのかを詳しく解説していきます。

トンマナが与える具体的な効果

ここまで読んでいて「トンマナは本当に効果あるの?」「具体的にどこが良くなるの?」と思う人に向けて、トンマナがどこの部分にどんな影響を与えるのかを解説していきます。

トンマナを守ることで得られる効果は主に3つあります。

トンマナの具体的な3つの効果

・自然にクライアントの要望に近づけられる

・サイトの見え方が変わる

・リライト(修正)の手間を減らせる

具体的な効果を順番に解説していきます。

効果①|自然にクライアントの要望に近づけられる

クライアントは自身の描く理想のイメージ、コンセプトに沿ってサイトを運営しています。

Webライターはクライアントの理想のイメージから逸れないように記事を書かなくてはなりません。

もしクライアントのイメージに合わなければ、どんなに内容の良い記事を書いたとしても、クライアントからやり直しの指示がきてしまうわけです。

要望が合わないと?

(例)Aさんは、友人に純和風の畳部屋をおしゃれに飾りつけしてほしいと言われ手伝うことになりました。

Aさんは良かれと思い、豪華なシャンデリアを取りつけたら、友人に「なんでシャンデリアをつけるの?やめて!」と怒られました。

この例文でAさんが怒られた理由は、友人のもつ「和風」の畳部屋にAさんの「洋風」のシャンデリアの提案が合わなかったからです。

もしAさんが「純和風の畳部屋に飾るなら何が合うかな?」とあらかじめ想定していれば、未然に防げるトラブルだったでしょう。

*ある*

つまりやり直しが多いライターは、自分視点だけで考えて執筆している可能性が大きいということです。

トンマナを意識することで自然とクライアントの要望に沿った記事を書けるようになることを忘れないようにしましょう。

効果②|サイトの見え方が変わる

トンマナを意識することでサイトから得られる情報が格段に増えます。

何となく眺めていて見逃していた情報が、ピントを合わせることで気づけるようになります。

サイトから得られる情報の例

文章の表現のクセ (文末・漢字の使い方)

画像の貼り付ける位置のクセ

使用している画像ジャンルのクセ (イラストのみ・海外モデルのみ)

文章の装飾の配色や枠線の装飾のクセ

*ある*

本サイトであれば紫をベースに記事を作成しています。

そのため装飾は紫やピンクの2色のみにこだわって構成しています。これもトンマナです。

トンマナに気づくためには受注した記事を書く前に、クライアントのサイトの記事を2~3記事は読んでおくことをおすすめします。

記事を読んでもなかなかトンマナに気付けない場合は、以下の方法を試してみましょう。

トンマナに気づく方法

・漢字とひらがなの使い分けに注目する

・装飾部分(枠線や箇条書きや下線部分)のみしぼって注目する

・語尾にだけ注目する

多少手間はかかりますが、全体をなんとなく読むよりも1つずつポイントをしぼって読んでみることで気づきやすくなります。

意識してトンマナを守れるようになると、どのようなテイストの記事にも合わせて執筆できるようになります。

*ある*

トンマナを意識すれば競合サイトのリサーチのときにも、得られる情報が自然と増えるので役立ちますよ!

効果③|リライト(修正)の手間を減らせる

インターネット記事は紙媒体の記事と異なり、常に内容を更新できることが強みです。

クライアントは記事のクオリティを保つため、定期的にリライト(既存記事の修正作業)を行っています。

Webライターがトンマナを守り執筆をすることで、クライアントのリライトの手間を2度減らすことができます。

リライトの手間を2度減らすとは?

1度目…"提出直後"の記事内容のチェックを円滑に進めることができる

2度目…"納品を完了した数か月後"のリライトの手間を軽減できる

*ある*

リライトは大変な作業なので、手間を減らせるとクライアントに喜ばれますよ!

情報更新によるリライトは記事のクオリティを高めるためにどのクライアントも必ず行っています。

しかしなかには本来は必要のない"プラスにならないリライト"をしているクライアントもいます。

プラスにならないリライトとは?

・Webライターの誤字脱字によるリライト

・Webライターの文法の間違いによるリライト

・Webライターがトンマナを守らないことによるリライト

誤字脱字や文法の間違いであれば見つけ次第すぐに修正できるので、時間はほとんどかかりません。

しかしトンマナを守らずに納品した場合、再度トンマナに合わせて文章や装飾を手直しする手間がかかってしまいます。

*ある*

稼げるWebライターはトンマナを意識して執筆しているので、リライトの数が圧倒的に少ないです。

トンマナを守ることは、クライアントのリライトの手間を減らすことに繋がり、評価や信頼になることを覚えておきましょう。

ここからは実際にどのようなことに気をつければ良いのか、具体的なトンマナの例を解説していきます。

Webライティングにおけるトンマナの例

Webライティングで押さえておくべきトンマナを具体例を交えて解説していきます。

主なトンマナの例

・記号の有無

・半角or全角の使い分け

・装飾と配色

・文章表現(文章の硬さ)

・文末表現

・表記ルール

*ある*

どれも大事な項目なので、ぜひ1つずつライティングに落とし込んでください!

トンマナの例①|記号の有無

ライティングにおける記号とは『。、』のような句読点以外の文字を使うことを指します。

記号の例

! ? ◆ ✨ ♡ ★ ✖ 〇 ・ / | * 『』 ⇒ ↑

記号の有無で、文章の印象が大きく変わります。

『!』『?』のような感嘆符や疑問符を使うことでメリハリをつける文章になり、『♡』『★』『✨』のような記号や絵文字を含めると、よりくだけた印象を与えます。

記号や絵文字を使った文章と相性の良い記事の例

例えば美容系(ヘアカラー、コスメ、ネイルなど)の記事との相性が良いです。

画像が中心の記事、語りかけるような文章、普段は文章を読まない読者層の記事に向いています。

記号や絵文字との相性の良くない記事の例

例えばビジネス系(ノウハウ、金融、転職など)の記事との相性はイマイチです。

普段から文章をよく読むユーザーが多いため、記号や絵文字が浮いて見えます。

文章の重みがなくなり、説得力に欠けてしまいます。

記号は便利ですが、使いどころを間違えると記事の内容に大きく影響を与えます。

『手掛ける記事に記号は必要か?』『クライアントの使っている記号は何か?』を意識し、トンマナを守ることで記事のクオリティを上げましょう。

トンマナの例②|半角or全角の使い分け

文字の表記は『半角』か『全角』どちらなのか、記事全体で統一するようにしましょう。

半角・全角使い分けの例

・3,000円 or 3,000円

・ABC or ABC

・&! or &!

ローマ字や数字、記号は特に半角か全角のどちらを使うべきかは、クライアントによって異なるので必ず確認しましょう。

トンマナの例③|装飾と配色

Webライティングにおける装飾・配色にもトンマナがあり、統一することで記事の見栄えがより良くなります。

装飾・配色のトンマナの例

文字の装飾

・強調するときの文字の色は何色か

・下線部の配色は何色使うのか

・強調するときに大きさを変化させるのか

・イタリック体(手書き風斜めの書体)を使うか

囲み線、枠線

・線の色は

・線は何種類で何色使っているか

・線の太さは

・使う頻度はどれくらいか

画像の貼り付け

・画像の大きさは

・画像の配置は(左寄せ・中央・右寄せ)

・画像を張り付ける頻度は(各見出しに1回、各小見出しに1回)

リンクの貼り付け

・リンクはブログカード(画像付きリンク)かテキストリンク(文章のみのリンク)なのか

・リンクの位置は記事のどこに貼り付けるのか

・リンクの文字の色は変更するのか(初期設定は青)

装飾と配色の好みもクライアントによってまったく異なるので、執筆前にクライアントのサイトの記事を必ず確認しておきましょう。

*ある*

例えば本サイトは紫系の色がベースになっています。

枠線も紫色、下線もピンクにすることで統一感を出しています。

トンマナの例④|文章表現(文章の硬さ)

文章は同じ意味を持つ言葉でも、書き方次第で読者に与える印象が変わります。

Webライティングでは"文章の硬さ"とも表現されるので覚えておきましょう。

文章表現の例

①アンケートを行った 

②聞き取り調査を実施した

①と②はどちらも同じ意味ですが、書き方が異なると読み手に与える印象も変わります。

①の『アンケートを行った』と書くと柔らかい表現になります。

難しい漢字を習っていない小学生の読者も理解できる表現になります。幅広い層をターゲットにした記事に向いています。

②の『聞き取り調査を実施した』と書くと硬い表現になります。

②の表現だと説得力が必要になるビジネス系の記事との相性が良いのが特徴です。

*ある*

文章表現のトンマナを守れるようになると、あらゆるジャンルの記事でも苦手意識なく対応することができるようになりますよ!

トンマナの例⑤|文末表現

文末表現にもトンマナがあり、大きく分けて『です・ます調』の敬体と『だ・である調』の常体の2種類に分かれます。

文末表現

・〇〇です。〇〇します。⇒ 敬体

・〇〇だ。〇〇である。⇒ 常体

『です・ます調』はブログやWeb記事で使われ、親しみやすく、語りかけるような柔らかい文章になるのが特徴です。

一般的には『です・ます調』の敬体の文章の方が馴染み深いです。

『だ・である調』は新聞や論文、テストの問題文などで使われる表現です。

主張したいときや説得力を与えるときに効果的で、距離を感じさせる硬い文章になるのが特徴です。

その他に文末表現の1つとして、名詞や代名詞で文末を終える『体言止め』を使用することがあります。

体言止めの例

ライターは執筆する仕事です ⇒ 執筆するのはライターの仕事

体言止めは文章のリズムを良くし、印象付ける効果があります。

『です・ます調』の敬体も『だ・である調』の常体のどちらにも使うことができる表現なので、必ず覚えておきましょう。

トンマナの例⑥|表記ルール

トンマナには意識しないと見落としがちな"表記ルール"というものがあります。

表記ルールの例

漢字(分かる⇒わかる/全て⇒すべて)

アルファベット(PC⇒パソコン/Web⇒ウェブ)

時間 (PM9時⇒21時/8時半⇒8時30分)

年号 (2023年⇒令和5年)

表記ルールに明確な答えはなく、クライアントの好みやこだわりで書き方が変わります。

クライアントがそれぞれ異なる記事を並行して執筆していると、表記ルールが混ざってしまうこともあるので、かけ持ちをしているライターは要注意です。

*ある*

クライアントの表記ルールは『クライアントの既存の記事を読んで参考にする』と良いですよ♪

ここからWebライティングで実際に気をつけるべきトンマナの注意点について解説していきます。

Webライティングにおけるトンマナの注意点

ここからはWebライターとして執筆してきた経験をもとに、実践で注意するべきトンマナを詳しく紹介していきます。

トンマナの注意点まとめ

・表記揺れをなくす

・文章を統一する

・装飾を統一する

・禁止ワードやNGワードを使わない

*ある*

壁にぶつかっている人は見落としている可能性が高いです!

未経験者だけでなく、現役ライターも自身の見直しに活用してください。

注意点①|表記揺れをなくす

表記揺れとは、同じ言葉と意味を持っているのに複数の表記が混在してしまっている状態のことです。

表記揺れの例

私はWebライター歴2年です。

わたしのウェブライティングの得意ジャンルはコスメです。

コスメに関連するSNSを毎日3回はチェックしています。

上の例を読んだときに文章の違和感にいくつ気づいたでしょうか?

実は文章の中に表記揺れが5つも混じっています。

表記揺れしていた部分

・『私』と『わたし』の漢字とひらがなの表記が混在している

・『Web』と『ウェブ』の英語とカタカナの表記が混在している

・『コスメ』と『コスメ』が半角全角の表記が混在している

・『2』と『3』のように数字の半角全角が混在している

・『Web』と『SNS』のアルファベットの半角全角が混在している

表記揺れに気付いてしまった読者は、気になって文章に集中することができなくなり、途中離脱の原因になります。

どんなに素晴らしい文章だとしても最後まで読まれなければ宝の持ち腐れです。

表記揺れをなくすコツは、執筆後にすぐに納品するのではなく、1~2回は記事を読み返すクセをつけることです。

特に確認するところ

・カタカナ

・英単語

・数字

・漢字でもひらがなでも表記できる言葉

*ある*

納期に余裕があれば1日空けて文章を読むと、より客観的に見れるので気付きやすくなりますよ。

注意点②|文章を統一する

読者とクライアント両方に満足してもらえる記事には、全体の文章に統一感があります。

とはいえ「どうやって文章に統一感を出すの?」と疑問に思うのではないでしょうか?

文章に統一感を出すための例を紹介します。

改行のタイミングを合わせる

・1行ごとに改行を統一する

・2行ごとに改行を統一する

・一定の文字数を超えたら統一する

記号を合わせる

・『!』『?』の記号を使うor使わない

・絵文字は使うor使わない

文末を合わせる

・『です・ます調』の敬体なのか『だ・である調』の常体なのか

・敬体と常体が混ざっていないか

*ある*

私は改行のタイミングを特に大切にしています。

改行のタイミングに正解不正解はないので、クライアントの個性が出やすい箇所だからです。

注意点③|装飾を統一する

Webライティングに欠かせないのが文章の装飾です。

文字の装飾、下線、囲み線で目立たせたりする点は、新聞や論文にはない特徴です。

Webライティングにおける装飾は、とりあえず目立つように派手にすれば良いというものではありません。

よろしくない装飾の例

・目立たせようとしすぎて、ほぼ装飾だらけになっている

・装飾の囲み線の配色が多すぎる

一定のまとまりがなければ、装飾が気になって文章に集中できなくなります。

読者が離脱する原因になるので、意識して装飾するようにしましょう。

装飾で意識するポイント

文字の装飾

(配色、大きさ、下線の色の種類の統一)

囲み線、枠線の使い方

(配色、太さ、使う色の種類の統一)

吹き出し

(使用頻度、吹き出しのキャラクターイメージの把握)

*ある*

装飾は派手さよりも、統一感です!

1つ1つに意図を持って執筆できるように心がけましょう。

注意点④|禁止ワードやNGワードを使わない

Webライティングには文章に組み込んではいけない禁止ワードやクライアントが避けているNGワードがあります。

禁止ワード・NGワードを使った記事を書くと、法に触れて処罰されたり、法には触れなくとも訴訟問題に発展してしまうことも。

クライアントに多大な迷惑がかかってしまうため特に注意しましょう。

禁止ワード・NGワードの代表例を紹介します。

禁止ワード・NGワード例

法律に触れてしまう表現(薬機法)

・飲むだけで〇〇kgやせる

・肌荒れが治る

・シミ・シワがなくなる

誤認させてしまう表現

・公式サイトではないのに公式サイトと思わせる表現

・料金を誤認させる表現(割引していないのに『今だけ〇〇円』と記載)

根拠のない最上級の表現

・日本初、世界初

・売上No1、一番売れている

・どこよりも安い、最安

差別的な表現

・個人名、企業名を出し陥れるような表現

・差別用語をいれる

・誹謗中傷

競合他社の実名を出す

・他社製品・サービスとの実名での比較

・他社のネガティブな情報を公開する

特に初心者ライターは薬機法に触れる表現やエビデンス(証拠)のない最上級表現のような禁止ワード・NGワードに気づかないことがあります。

表現に迷った場合はまず調べたり、クライアントに確認するようにしましょう。

*ある*

例えば、化粧品を紹介する記事の場合は、薬機法に注意しながら執筆する必要があります。

ネット上にNGワードや言い換えについての記載があるので、参考にしてみるとよいでしょう!

引用元:薬事法ドットコム

テストライティングもトンマナを意識する

トンマナは案件を獲得するためのテストライティング(筆記試験)にも大きく関係しています。

テストライティングのなかでクライアントはトンマナを意識して執筆しているかを必ずチェックしています。

Webライターが求められるのは文才や独創性ではなく『クライアントの求める答えにどれだけ近づけるか』ということを覚えておきましょう。

*ある*

テストライティングもトンマナを守って臨みましょう。

なかなかテストを突破できない人はトンマナを守れていない可能性があります!

しかしテストライティングでは限られた情報の中でトンマナを見つけなくてはなりません。

テストライティングで有効活用できる隠れたトンマナを見つけるヒントをご紹介します。

トンマナを見つけるヒント

・配布されたマニュアルのなか

・クライアントからの指示

・既存記事のなか

テストライティングからトンマナを意識して執筆しているライターは少なく、トンマナを守ることで差をつけるチャンスになります。

*ある*

ヒントを可能な限り読み取り、クライアントの期待を超える記事を納品しましょう!

ヒント①|配布されたマニュアルのなかに隠れている

テストライティングには、『マニュアルあり』と『マニュアルなし』の2パターンに分かれます。

マニュアルありの案件では、Webライターが添付されたマニュアルを読みトンマナを意識して執筆できるのかをクライアントはチェックしています。

「指示通りに執筆してくれるのか」をクライアントは見ているため、独自のアレンジはおすすめしません。

必ずマニュアルの内容に沿って執筆するようにしましょう。

*ある*

Webライターはクライアントの代わりに記事を書くということを忘れないようにしましょう!

ヒント②|クライアントの指示のなかに隠れている

マニュアルのないテストライティングでは、クライアントの指示のなかからトンマナを見つけることになります。

テストライティングの募集要項に指示を記載していることがあるので、必ず読むようにしましょう。

テストライティングの指示の一例

・Googleドキュメントで納品をお願いします

・文字数は3,000~5,000文字以内

・リサーチ力とリテラシーテストも兼ねているため質問に対する回答はできません。

テストライティングでなかなか合格できない方は「Googleドキュメントで納品せずWordで納品してしまった」という初歩的なミスをしていることがあるので注意が必要です。

その他にもテストライティング中にも、追加で指示が送られてくることもあるので、指示があれば柔軟に指示に従うようにしましょう。

*ある*

テストライティングではただ文章が上手ければ合格できるわけではありません。

Webライターとしての理解力、対応力が求められます!

ヒント③|マニュアルや指示がなければ既存記事のマネをする

マニュアルなしのテストライティングや明確な指示がないテストライティングもあります。

自分ですべて考えなくてはいけない場合は、クライアントの運営しているサイトもしくは掲載されている既存記事が答えになります。

一切情報をない状態で執筆するよりも、確実にクライアントの求めるトンマナに寄せることができます。

*ある*

手間はかかりますが既存記事を読みトンマナを知ることが、合格の近道になります!

まとめ

今回はwebライティングの必須知識であるトンマナについて解説しました。

トンマナとは、トーン&マナーの略語で、広告や記事に含まれる文章や色使い、配置やデザインなどに一貫性を持たせるためのルールのことです。

トンマナが与える3つの影響

・読者の満足

・SEOの評価

・クライアントの満足

トンマナの具体的な3つの効果

・自然にクライアントの要望に近づけられる

・サイトの見え方が変わる

・リライト(修正)の手間を減らせる

トンマナの注意点まとめ

・表記揺れをなくす

・文章を統一する

・装飾を統一する

・禁止ワードやNGワードを使わない

*ある*

ぜひ毎月5万円以上を稼ぐために活用してくださいね!一緒に頑張りましょう✨

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